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夜光貝

海産の巻貝。殻高約18センチメートル,殻径約20センチメートル。サザエに似るが,大形で殻にとげがない。殻表は緑褐色の地に黒褐色と淡黄色の斑紋がある。肉は食用。貝殻は螺鈿(らでん)や貝細工に用いる。奄美諸島以南の熱帯海域に分布。青貝(あおがい)。夜久貝。 〔「屋久貝(やくがい)」から転じた名で,光ることはない。

高瀬貝



奄美諸島以南の太平洋に分布し、殻の高さは約10cm内外。

標準和名はサラサバテイといい、ニシキウズ科に属する巻貝です。
高瀬貝は高級なボタンの原料として、太平洋の島々では19世紀後半頃から採取が始まりました。
しかし、現在では材料の不足から本物の貝ボタンが付いた服は高価になりました。
ボタンなどの需要が減った現在では、イヤリングやネックレスなどの高瀬貝アクセサリーの原料にもなっています。




鯨のヒゲ



ヒゲクジラ類にのみ見られる部位で、上あごの本来歯が生えるべき部分の皮膚が変化してできたものである。爪と同じく終始のびつづける特性を持ち、両側あわせて600枚近くになることもある。鯨の髭は捕食の際に歯の代りを行うもので、ヒゲクジラ類は大量の海水とともに餌を吸いこんだ後、海水だけを吐きだして餌だけを食べるのだが、このときに餌を口のなかにとどめておくフィルターの役割を果たすのが髭である。主な餌の違いから、鯨種によって形状・性質はかなり異なる。

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